- ゼロから始める都市型狩猟採集生活
-
- 価格
- 748円(本体680円+税)
- 発行年月
- 2016年07月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784041046272
[BOOKデータベースより]
何も持たない人間でも生きていく方法がある。ぼくらの周りには“都市の幸”が溢れているからだ。衣服にも食べ物にも困ることはない、もうどこかに勤めるのはよそう、家だって自分の手で作れる―。数々の先人の姿と、新たな思考法がここにある。「人間、どんな状態になっても、ぜったい生きていけるよ」。家・仕事・生活についての先入観を覆す、現代人必読の一冊。3.11、そして熊本地震で被災しての文庫書き下ろし原稿も収録。
1 衣服と食事を確保する
2 寝床を確保し、パーティを組む
3 生業を手にする
4 巣づくり―準備編
5 巣づくり―実践編
6 都市を違った目で見る
何も持たない人間でも生きていく方法がある。
東日本大震災、そして熊本地震で被災した著者が世界に投げかける、新時代の生き方
===
東日本大震災を経て「新政府内閣総理大臣」となり『独立国家のつくりかた』を著した坂口恭平。
その生き方の思考ベースが詰まった現代人必読の書がついに文庫化! 「家」「仕事」「生活」についての先入観を覆す一冊。
3.11、そして熊本地震を体験しての、文庫版書き下ろし原稿も収録。
解説=九龍ジョー
===
何もシステムや法律を変えろというつもりはない。
ぼくらの抱いている「家」「仕事」「生活」についての先入観を一つずつ疑っていくこと。
ぼくらひとりひとりの思考を転換させ、新たなる視点を加えること。
それが本書の狙いである。
(「はじめに」より)
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:3)
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北区の太
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色々な生き方がある
現代の資本主義下で、そこからこぼれた物品を活かして生活出来るかどうか(実践している人がいるということなので、結論は“出来る”ということなのだと思うが)を描いた本。路上生活者たちに交じり、生活したことを書き留めている。根底にあるのは、人間の“巣作り”。確かに、子供の頃は机の下に秘密基地を作って遊んだりしたなあ。この種の本を読んでいつも考えさせられるのが、こういう生活が出来ているのも、彼らが否定している(のかな?)現代資本主義の恩恵の賜物ということなのではないかということ。皆が皆、このような生活を志向したら成り立たないのではないか。ただ、色々な生き方があるということを示してくれているのは紛れもない事実。人間、色々な生き方がある。
東日本大震災を経て「新政府内閣総理大臣」となり『独立国家のつくりかた』を著した著者。その生き方の思考ベースが詰まった現代人必読の書がついに文庫化。「家」「仕事」「生活」についての先入観を覆す一冊。