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[BOOKデータベースより]
カロリング帝国の完成者カール大帝の後を継いだ長子ルートヴィヒ敬虔帝は、帝国の分裂を防ぐために「帝国整備令」(817年)を発布した。新たに長子権を設け年長のロタールを帝位につけ、二人の皇子ピピンとルートヴィヒ2世を王に任じて長子ロタールの権威の下に置いた。この決定を二人の皇子や家臣たちが心から受け入れたわけではなかったが、事態を複雑にしたのは敬虔帝がユディトとの再婚により生まれたカール禿頭王に領地を与えるため、三人の皇子に分与した領地の見直しを求めたことであった。敬虔帝なきあとロタール対ルートヴィヒとカール禿頭王という皇子同士の争いとなり、最終的にはヴェルダン条約(843年)、メルセン条約(888年など)を経てイタリア、ドイツ、フランスの原型が形成された。
第1巻 兄弟間の不和の起源(八一四‐八四〇年)
[日販商品データベースより]第2巻 兄弟間の抗争の発端とフォントノアの合戦(八四〇‐八四一年)
第3巻 ロタールとの二度目の戦と、ストラスブールにおける誓約(八四一‐八四二年)
第4巻 ロタールとの三度目の戦と和平のための予備会談(八四二年)
カロリング帝国の分割における血生臭い現実を詳しく伝えてくれる基本史料を邦訳。当時のカロリング家紛争の渦中にあり、その最大の関与者、目撃証人であるニタルトによる、第一級の史料。