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[BOOKデータベースより]
国家が刑罰を科すに値する行為とは?憲法学と刑法学と立法学とが交錯する領域に初めて踏み込み、刑法学からの立法批判のあり方を提示した果敢な試み。児童ポルノ所持を素材にその具体的な機能性を実証する。
序 憲法から刑事立法を論じる意味
[日販商品データベースより]第1章 刑事立法はどのように審査されてきたのか(裁判所による審査―日本とドイツ;刑法学が行なってきたこと―法益論による立法批判;法益論に対する疑問―法益論の何がいけないのか;法益論から憲法へ―法益論が審査しようとしているもの)
第2章 刑事立法はどのように審査されるべきなのか―あるべき立法批判枠組の構築(行為規範・制裁規範の具体的内容―用語の整理;行為規範の正統性―どのような行為が規制されてよいのか;制裁規範の正統性(1)非難提起の正統性―非難されるべき行為なのか;制裁規範の正当性(2)刑罰投入の正統性―刑罰まで科してよいのか;制裁規範の正統性(3)法定刑の正統性)
第3章 児童ポルノの所持を本当に処罰しますか―立法批判枠組の具体的適用(児童ポルノ禁止法における児童ポルノ規制の概要;児童ポルノ所持の規制内容―私的所持罪の行為規範の正統性;児童ポルノ私的所持の非難性―私的所持罪の制裁規範の正統性(1)非難提起の正統性;私的所持の当罰性―私的所持罪の制裁規範の正統性(2)刑罰投入の正統性;懲役何年が妥当なのか―私的所持罪の制裁規範の正統性(3)法定刑の正統性;刑罰以外の選択肢の可能性)
結 刑法は1人で歩むのか?
憲法学と刑法学と立法学とが交錯する領域に初めて踏み込み、刑法学からの立法批判のあり方を提示した果敢な試み。児童ポルノ所持を素材に、その具体的な機能性を実証する。