「憲法十七条」広義

“和魂”“漢才”の出あいと現代的意義

奈良新聞社
永崎孝文　

• 価格: 2,200円（本体2,000円＋税）
• 発行年月: 2016年06月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784888561396

内容情報

[BOOKデータベースより]

序章　聖徳太子の人物像と「憲法十七条」（大陸文化の摂取とわが国の風俗；廏戸王子の生きた時代とその人物像；「冠位十二階」と「憲法十七条」；“和”の分類と聖徳太子の“和の精神”）
本章　「憲法十七条」の活学的考察（第一条：和を以て貴しと為し、忤う無きを宗と為よ；第二条：篤く三宝を敬え。三宝とは仏・法・僧なり；第三条：詔を承りては必ず謹め；第四条：群卿百寮、礼を以て本と為よ；第五条：餮を絶ち、欲を棄てて、明らかに訴訟を辨めよ　ほか）

[日販商品データベースより]

聖徳太子の策定とされる「憲法十七条」について、実人生に活かせるような考察を心がけた書。「憲法十七条」の典拠と思われる中国古典の成句および字義を探りながら比較考察を加え、また、「現代的意義」も考察する。