- 神やぶれたまはず
-
昭和二十年八月十五日正午
中公文庫 は57ー3
- 価格
- 924円(本体840円+税)
- 発行年月
- 2016年06月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784122062665
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[BOOKデータベースより]
昭和二十年八月十五日、終戦の玉音放送を拝したラジオの前の人びとは、一瞬の静寂のうちに、何を聞きとったのだろうか。太宰治、三島由紀夫、吉本隆明らによる、その日の言説を繙きながら、歴史の彼方に忘れ去られた至高の瞬間をさぐる、精神史の試み。
第1章 折口信夫「神やぶれたまふ」
第2章 橋川文三「『戦争体験』論の意味」
第3章 桶谷秀昭『昭和精神史』
第4章 太宰治「トカトントン」
第5章 伊東静雄の日記
第6章 磯田光一『戦後史の空間』
第7章 吉本隆明『高村光太郎』
第8章 三島由紀夫『英霊の聲』
第9章 「イサク奉献」(旧約聖書「創世記」)
第10章 昭和天皇御製「身はいかになるとも」