- フロイト 新装版
-
- 価格
- 1,320円(本体1,200円+税)
- 発行年月
- 2016年06月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784389420246
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 中国に媚びるな
-
価格:1,210円(本体1,100円+税)
【2025年10月発売】
- 〈城壁のない都市〉の政治哲学
-
価格:10,890円(本体9,900円+税)
【2025年01月発売】
- 役割語とキャラクター
-
価格:2,860円(本体2,600円+税)
【2025年06月発売】
- フロイトと心の劇場
-
価格:1,815円(本体1,650円+税)
【2020年03月発売】
- 厚生経済学と経済政策論の対話
-
価格:5,720円(本体5,200円+税)
【2018年05月発売】





























[BOOKデータベースより]
八歳でシェイクスピアを読み、一七歳で高等学校(シュペール・ギムナジウム)を首席で卒業するというように、ジグムント=フロイトは幼いころからその天分をきらめかせていた。しかし、学問上かれを有名にするような業績が真に実現されたのは、むしろ中年をすぎてからであった。これは、天才の生涯としては、めずらしいことである。しかも、かれのいわゆる「性的」な理論は、当時の社会から手きびしい反撃を受けた。そのうえ、かれがユダヤ人であったことは、その生涯をいっそう苦難に満ちたものにした。ナチスに故郷を追われ、異郷の地ロンドンでその生涯を閉じたのも、そのためであった。このような苦闘の生涯を通じてつねにかれをよく理解し暖かく包んでくれたのは、妻のマルタ=ベルナイスと娘のアンナであった。
1 ジグムント・フロイトの生涯(フロイトの誕生;学生フロイト;若きフロイト;風雪に耐えた孤独の十年;輝ける精神分析学の開花;老いたフロイト)
[日販商品データベースより]2 フロイトの思想(フロイトの思想の特色;欲動―人間をゆり動かすもの;心的装置―パーソナリティ;無意識のうちに働く心のメカニズム;夢の分析と解釈;文化論)
人間を揺り動かすエネルギーは何か。ヒステリー,ノイローゼの原因となる抑圧。フロイトの思想は,人間の心は無意識の世界によって多く動かされ,心のいとなみは性的劣等感に左右されることが多いという二本の柱から成り立っている。それを証明する手段として,「夢の分析と解釈」が彼の手によって進められていく。