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[BOOKデータベースより]
鶴見俊輔が自らを語る際、頻発する「虐待する母の像」。それは何を意味するのか?そしてなぜかれは、それに固執したのか?祖父・後藤新平‐父・鶴見祐輔‐母・愛子という流れにある出自の貴種性を鍵に、新たな鶴見像を提出するとともに、「日常性の発見」とプラグマティズムを核にした鶴見思想の内実に迫る!
1 「貴種」を体験する―思春期まで(幼年期―「貴種」の芽ばえ;少年期―「貴種」のおごり、「悪人」への親和;クロポトキンとの出会い・「貴種」への恐れ―『再読』を再読する)
[日販商品データベースより]2 アメリカにて(アメリカで;戦時中の体験)
3 日本からの出発(「日本語を失う」という体験から―わかりやすい言葉を求めて;「かるた」とは何か―知恵を生む仕掛けの探索;最も大事な思想―「日常性」の発見へ)
4 六〇年代の思考(プラグマティズム―「相互主義」の自覚へ;『限界芸術論』考;天皇制・転向・戦争責任の問題へ)
5 人生の「折り返し」から(四十五歳からの「母」の語り―改めて鶴見俊輔の「二人の母」を考える;「うつ」に苦しむ鶴見俊輔;最後の「問い」へ―三・一一、原発事故を受けて)
鶴見俊輔が生涯を費やしたのは己の「貴種」との格闘だった。出自の貴種性を鍵に、新たな鶴見像を提出するとともに、「日常性の発見」とプラグマティズムを核にした鶴見思想の内実に迫る。