[BOOKデータベースより]
六〇年代ミラノ・コルシア書店に集う、理想の共同体を夢見る人々の情景を温かい眼差しで描いた『コルシア書店の仲間たち』と、珠玉の各作品集から、「遠い霧の匂い」「ガッティの背中」「マリ・ルイーズ Marie Louise」「カティアが歩いた道」「オリエント・エクスプレス」「雨のなかを走る男たち」「スパッカ・ナポリ」など。また須賀が魅せられたマルグリット・ユルスナール、ナタリア・ギンズブルグ、ウンベルト・サバの三人をめぐるエッセーと訳詩を厳選。豊かな教養に裏打ちされ、温かくも静謐な筆致で描いた傑作集。
コルシア書店の仲間たち
ミラノ 霧の風景
旅のあいまに
ヴェネツィアの宿
トリエステの坂道
時のかけらたち
マルグリット・ユルスナール
ナタリア・ギンズブルグ
ウンベルト・サバ
イタリアでの記憶を円熟させ、深い眼差しでエッセーを遺した稀有な文学者、須賀敦子。1960年代、ミラノの理想の共同体に集う人々を描く『コルシア書店の仲間たち』他、様々な作品集から厳選、収録。
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イタリアでの記憶を円熟させ、深い眼差しで珠玉のエッセーを厳選。ミラノの共同体に集う人々を描く『コルシア書店の仲間たち』他。