- いもうとかいぎ
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- 価格
- 1,650円(本体1,500円+税)
- 発行年月
- 2016年04月
- 判型
- A4
- ISBN
- 9784939029615
[日販商品データベースより]
「ねえねはずるい」。おこって家を飛び出した妖精のてふちゃん。お友だちと一緒に「ねえね」を反省させるため、「いもうとかいぎ」をひらく…。注目の妖怪画家・石黒亜矢子が描く、不思議な世界。
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「ねえねはずるい」。おこって家を飛び出した妖精のてふちゃん。お友だちと一緒に「ねえね」を反省させるため、「いもうとかいぎ」をひらく…。注目の妖怪画家・石黒亜矢子が描く、不思議な世界。
「ずるい ずるい ねえねは ずるい」てふちゃんは、怒っています。かなり怒っています。何にって、「お姉ちゃん」という特権を使って、やりたい放題のねえねにです。ねえねのずるさをお友だちに話し始めたら、思わず怒りが爆発。もう止まりません。そこで妹の妹による妹のための「いもうと かいぎ」を開くことにしました。集まったのは、お姉ちゃんにいつもおやつを食べられてしまう「だんごむし」のまんまるこちゃん。いつも置いてけぼりにされる「でめきん」のでめこちゃん。ねえねのお古ばっかりでオシャレができない「じょうろうぐも」のじょろこさん。さぁ、お姉ちゃんをギャフンと反省させるために、みんなが考えた作戦とは・・・?最後は思わぬ展開に涙がホロリ。女姉妹って、大人になってもいろいろありますが、小さい頃は特にです。生まれた時は一人っ子で、我が物顔で過ごしていたある日、急に「姉」という役割を課せられたお姉ちゃんもつらいのです。特権を使ってズルをしたくもなります。でもきっとズルをした後は、かなり後悔をしているのです。本当は妹が大好きなのですから。世の妹たちがつらさのあまり、「いもうとかいぎ」を開いているとするならば、お姉ちゃんも「ねえねかいぎ」を開いて愚痴をいいながらも大反省するべきですね。姉妹の温かさを感じる素敵な絵本です。
(絵本ナビ編集部 富田直美)
妖精のてふちゃんが、ねえねとお留守番をしてたら、ねえねから
「だめだめ」ばっかり言うねえねの愚痴をだんごむしのまんまるこ
と、でめきんのでめこさんと、じょろうぐものじょろこさんと、
「いもうとかいぎ」をしました。
結局は、姉たちは妹思いだったし、妹たちも、姉たちを大好きで
仲良しの姉妹でしたね。
喧嘩もいっぱいするけれど、姉妹っていいなあと思いました。(押し寿司さん 60代・愛知県 )
【情報提供・絵本ナビ】