[BOOKデータベースより]
「都会のモダンガールになりたかった。」資本主義の押し寄せる植民地朝鮮に登場し、嘲笑され忘れられた「あやまてる女」たち。欲望や夢の行路がひらく朝日近代史。
第1章 近代都市と女性(モダニティ・スペクタクル・女性;植民地都市京城と散策 ほか)
第2章 一九二〇‐三〇年代の大衆メディアと「モダンガール」表象(「モダンガール」表象の中の女性たち―「モダンガール」「妓生」「ある女学生」「女給」;「モダンガール」―模倣と亀裂の痕跡 ほか)
第3章 近代の前方に立った女たち(女学生と「不良少女」;女は何を求めているのか―消費する女たち ほか)
第4章 女性の労働の場としての近代都市空間(「職業婦人」と都市空間;都市空間と親密性の商品化 ほか)
第5章 国境を超える女たち―労働者、あるいは商品としての植民地女性(日本「内地」の朝鮮料理店と朝鮮人妓生;日本「内地」のカフェと朝鮮人女給 ほか)
1920〜30年代、資本主義の押し寄せる植民地朝鮮に登場し、嘲笑され忘れられた「あやまてる女」たち。女たちの夢や欲望、困難を追い、忘れられた声を復元し、見えていなかった近代を描く朝日近代史。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 物語イスラエルの歴史
-
価格:1,078円(本体980円+税)
【2008年01月発売】
- 構想なき革命
-
価格:9,350円(本体8,500円+税)
【2025年04月発売】
- 訳注『名公書判清明集』官吏門・賦役門・文事門
-
価格:5,500円(本体5,000円+税)
【2008年05月発売】
近代文化史・女性史・植民地・思想