敵機に照準

弾道が空を裂く
光人社ＮＦ文庫　わＮー９４５

潮書房光人新社
渡辺洋二　

• 価格: 924円（本体840円＋税）
• 発行年月: 2016年05月
• 判型: 文庫
• ISBN: 9784769829454

内容情報

[BOOKデータベースより]

戦闘機や爆撃機を筆頭に、たいていの攻撃用機は射撃、爆撃、雷撃などのための照準器（陸軍は照準具）を備えている。あやまたぬ照準が命中と破壊をもたらし、敵戦力の消耗が戦局の好転につながる。どれほど雄大な戦略、巧妙な戦術を抱いていようとも、個々の戦場での具体的勝利がともなわなくては、画餅でしかない。

ハイティーンが見た乙戦隊―「雷電」で飛ぶ人間模様
敵国から凱旋―陸攻ペア、もう一つの闘い
去りゆく水戦―知られざる「強風」の終末
大艇、多難のとき―戦時の使い道が先細る
「流星」の名のごとく―登場が遅すぎた優秀機
教え、かつ戦った訓練部隊―「疾風」に与える二つの顔
受傷をこえて―「鍾馗」で負った精神と肉体の傷
「ユングマン」の満州―広大な天地で若者たちが学んだ
原子爆弾への対応―必墜をめざす戦闘機隊

[日販商品データベースより]

発射された弾丸、爆弾は弾道を、魚雷は雷道を描いて敵に迫る。設計者、生産者、整備関係者、そしてパイロット搭乗クルーはこの一瞬のために存在した！陸海軍航空部隊の練磨と努力を航空ノンフィクション第一人者が描く珠玉の作品集！