[BOOKデータベースより]
したしかった人、何度か会っただけなのに忘れがたい人、本を通して会った人。出会いのかたちはそれぞれ、でもずっと大切な存在である人々について、時代と生活に思いを馳せながら、歩いたあとを辿るように書く。各紙誌等に発表した文章を大幅に再構成・加筆修正した27編に、エッセイ「死について」を付す。
種村季弘
森崎秋雄
森浩一
北原亞以子
須賀敦子
川村二郎
木田元
森毅
小沢昭一
松井邦雄〔ほか〕
「ペンによる肖像画の試みである/個性も仕事もさまざまにちがう人たちだが、一つだけ共通している。いずれも、もはやこの世にいない。さらにもう一つあげれば、徒党を組むのをいさぎよしとしなかったこと」
「ほんのちょっとした偶然を意味深い必然に変える何か。それがあってはじめて、その人が自分にとって守護天使のようになった」
(「あとがき」)
したしかった人、何度か会っただけなのに忘れがたい人、本を通して会った人。出会いのかたちはそれぞれ、でもずっと大切な存在である人々について、時代と生活に思いを馳せながら、歩いたあとを辿るように書く。各紙誌等に発表した文章を大幅に再構成・加筆修正した27編に、エッセイ「死について」を付す。
本書で会えるのは、種村季弘、森ア秋雄、須賀敦子、松井邦雄、西江雅之、米原万里、澁澤龍?、大江満雄、丸山薫、菅原克己、高峰秀子、野呂邦暢ほかの28人。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
年経るにつれ、あの世に友だちが多くなる。出会いの形はそれぞれ、でもずっと大切な人について綴る約30編。書き下ろし長編を付す。