[BOOKデータベースより]
坊っちゃんは、実は高学歴者で無免許教師?『坊っちゃん』には、自らも教員だった漱石の現場感覚が息づいている―。「学校小説」としての『坊っちゃん』の意外な実態、現代に通じる教育問題を語り尽くす!
序章 清とピグマリオン
第1章 坊っちゃんは高学歴者
第2章 免許が要らない時代の先生たち
第3章 坊っちゃんも現代先生も多忙なのだ
第4章 坊っちゃんの時代の遠足・運動会・修学旅行
第5章 バッタ事件と宿直というお仕事
第6章 学士様赤シャツはスゴイ
第7章 坊っちゃんは、ダメ教師なのか
第8章 「先生ぽさ」と山嵐のジレンマ
終章 坊っちゃんのキャリア
「坊っちゃん」には、自らも教員だった漱石の現場感覚が息づいている…。「学校小説」としての「坊っちゃん」の意外な実態、現代に通じる教育問題を、教職歴30余年、教職を目指す若者を指導する著者が語り尽くす。
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当時の学校や教師生活等の描写から、坊っちゃんを取り巻く人物・社会の意外な実態を描き出し、さらには現代の教育問題を考える。