- テマ反乱とビザンツ帝国
-
コンスタンティノープル政府と地方軍団
関西学院大学研究叢書 第173編
- 価格
- 7,590円(本体6,900円+税)
- 発行年月
- 2016年03月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784872595376
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[BOOKデータベースより]
第1章 テマ軍団の登場とテマ反乱の展開
[日販商品データベースより]第2章 七・八世紀におけるビザンツ中央政府の動向―元老院を中心に
第3章 ビザンツ艦隊をめぐる考察―七世紀後半‐八世紀初頭を中心に
第4章 レオン三世政権の成立―テマ軍団の動向を中心に
第5章 八世紀後半のビザンツ帝国―エイレネ政権の性格をめぐって
第6章 タグマについて―八世紀ビザンツにおける近衛連隊の誕生
第7章 イサウリア朝下の陰謀事件をめぐって―八世紀のコンスタンティノープル
第8章 ビザンツ帝国のバルカン半島政策(八世紀後半‐九世紀初頭)―ニケフォロス一世の戦死を考える
第9章 九世紀初頭における帝位継承とテマ反乱―スラヴ人トマスの乱を中心に
第10章 テマ制の起源を再考する
"中期ビザンツ国家の最重要制度であるテマ制についての本格的研究書.テマ軍団が度重なる反乱を通じてコンスタンティノープル中央政権のあり方に深く関与していたという独自の仮説を,緻密な史料分析により論証するとともにテマ制の起源も再考し,暗黒時代とされる当時のビザンツ帝国の政治の実情を明らかにする.国際学会においてもテマ反乱からビザンツ政治史を扱う研究は皆無で,中期ビザンツ史研究に新たな視点を投じる."