- 北西ユーラシアの歴史空間
-
前近代ロシアと周辺世界
北海道大学スラブ・ユーラシア研究センタースラブ・ユーラシア叢書 12
- 価格
- 3,960円(本体3,600円+税)
- 発行年月
- 2016年03月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784832968219
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[BOOKデータベースより]
史料論の立場から、新しい多様で豊かな北西ユーラシア史像を描き出す。前近代ロシア世界を、ロシアないしスラブの枠内ではなく、西アジア・地中海世界、中央ユーラシア、スカンディナヴィアなどの史料を通して論ずる意欲的試み。
北西ユーラシア歴史空間の射程
[日販商品データベースより]第1部 異文化集団との接触(九世紀から一四世紀)(“総論”統一国家成立までのロシア;アラビア語史料に記録された北西ユーラシア世界―とくにイブン・ファドラーン『報告書』による;キエフ・ルーシ形成期の北西ユーラシア世界とスカンディナヴィア―ルーン石碑の検討を中心に;ロシア‐ビザンツ緩衝地帯の蛮族観について―一二世紀ビザンツ史書におけるペチェネーグを題材に;コンスタンティノーブルのストゥディオス修道院とルーシの修道士―正教文化の伝播について)
第2部 チンギス裔とオスマン朝からの視線(一五世紀から一七世紀)(“総論”「ロシア帝国」への道のり;一五世紀ジョチ朝とモスクワの相互認識―ロシア語訳テュルク語文書を中心に;ペルシア語・チャガタイ語諸史料に見えるモンゴル王統系譜とロシア;オスマン朝におけるヨーロッパ認識の伝統と革新―一七世紀中葉以前の北西ユーラシア観を中心に)
ロシア近現代史の視点から
前近代ロシア世界を、ロシアないしスラブの枠内ではなく、西アジア・地中海世界、中央ユーラシア、スカンディナヴィアなどの史料を通して論ずる。史料論の立場から、多様で豊かな北西ユーラシア史像を描きだす。