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[BOOKデータベースより]
川端康成『雪国』は、清廉な作品ではない!?文字によって作者の感覚と読者の記憶がリンクする読書のメカニズムを探り、ストーリーではなく、細部の触感表現に注目することで見えてくる、文学の持つ多彩な魅力を伝える。谷崎潤一郎、永井荷風、江戸川乱歩から、川上弘美、金原ひとみまで、作品に記された感覚表現から、読書という行為から失われつつある身体性を問い直す。
第1部 小説に描かれた「身体」と触感(立体造形と触覚―江戸川乱歩「人間椅子」「盲獣」;女の身体の表現実験―永井荷風「腕くらべ」;視覚の喪失と手触り―谷崎潤一郎「盲目物語」「春琴抄」泉鏡花「歌行燈」)
[日販商品データベースより]第2部 人と人との触れ合い(歌留多会から―尾崎紅葉「金色夜叉」斎藤緑雨「門三味線」;産児調節・堕胎・避妊―谷崎潤一郎「卍」;不感症という逆説―三島由紀夫「音楽」「沈める滝」大岡昇平「武蔵野夫人」;子供たちの触感の記号学―樋口一葉「この子」横光利一「御身」)
第3部 フェティッシュの誘惑(フェティシズムの本質―谷崎潤一郎「瘋癲老人日記」;指と肌の融合―川端康成「雪国」「千羽鶴」「禽獣」;兎を飼う―安岡章太郎「愛玩」;蛇に触る―川上弘美「蛇を踏む」金原ひとみ「蛇にピアス」坂東眞砂子「蛇鏡」;石川淳「蛇の歌」)
文字により作者の感覚と読者の記憶がリンクする読書のメカニズムを探り、細部の触感表現に注目することで見えてくる、文学の多彩な魅力を伝える。作品の感覚表現から、読書から失われつつある身体性を問い直す。