- 社会凝集力の日中比較社会学
-
祖国・伝統・言語・権威
Minerva Library〈社会学〉 2
- 価格
- 3,850円(本体3,500円+税)
- 発行年月
- 2016年04月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784623075843
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[BOOKデータベースより]
近代以降の日本と中国における社会凝集力とは何か。本書では、これまで研究がなされてこなかった、日中それぞれの「社会を社会として成立させている諸力」という視点に注目し、比較分析を行う。伝統文化や最高権威の再構築など、近代国家を形成させる共通技法の存在を究明しながら、国民を創出する過程における他者としての中国、そして日本を考える。近代日本への理解は中国への理解であり、近代中国への理解は日本への理解である。
社会凝集力の諸相
第1部 日中の近代化の時間差を生きる越境者と祖国感情(在日華僑華人にとっての“日本”と“中国”;「中国残留孤児」にとっての“中国”と“日本”)
第2部 新しい社会統治法の探求と伝統文化の発見・利用(台湾統治をめぐる後藤新平の中国認識と日本認識;中国における社会保障と伝統文化との相乗/相剋)
第3部 非西洋の近代化における言語感情の彷徨と最高権威の再建(日中の近代化における母国語をめぐる愛憎;日中の近代化における最高権威の再構築とその変容)