- 在庫状況:品切れのためご注文いただけません
- 「幕末維新」の不都合な真実
-
- 価格
- 814円(本体740円+税)
- 発行年月
- 2016年04月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784569765426
[BOOKデータベースより]
幕末維新のターニングポイントとなった「江戸城無血開城」。江戸を壊滅から救い、日本の内乱を最小限に抑えた大英断は、今も“美談”として高く評価されるが、本当だろうか?―本書は、この交渉の立役者である西郷隆盛と勝海舟に注目し、江戸をめぐる攻防戦に秘められた数々の“不都合な真実”を描き出す。徳川家の猛烈な巻き返し。本当に追い詰められたのは新政府だった!?
序論 “不都合”を覆い隠す「江戸城無血開城」のストーリー
第1章 追い詰められた薩摩・長州藩―徳川慶喜の“巻き返し”
第2章 鳥羽・伏見の戦いの真実―“勝てば官軍、負ければ賊軍”
第3章 守られなかった「江戸城無血開城」の約束―徳川家の“再びの巻き返し”
第4章 官軍、江戸城返還の危機―“足元”を見透かした勝海舟
第5章 起死回生の彰義隊の戦い―“戦後処理”の開始
終章 創られた「江戸城無血開城」の神話
江戸城は徳川家に返還されるはずだった?彰義隊の戦いこそ天下分け目の決戦?“勝者の視点”で語られがちな幕末維新の真相に迫る!
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 大名格差
-
価格:792円(本体720円+税)
【2023年04月発売】
- 江戸時代はアンダーグラウンド
-
価格:1,540円(本体1,400円+税)
【2024年03月発売】
- 新説家康と三方原合戦
-
価格:968円(本体880円+税)
【2022年11月発売】
- 明治維新隠された真実
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2019年05月発売】
- 新島八重の維新
-
価格:859円(本体781円+税)
【2012年06月発売】
ユーザーレビュー (1件、平均スコア:2)
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。
- 井沢ファン
-
教科書的
何が不都合な真実?ほとんどわかりきったことを何をいまさらという内容。全くないとは言わないが、些末部分だ。事務的な報告書のような内容で魅力を感じない。高校の歴史程度しか知らない読者には斬新に感じるかもしれないが、「江戸開城と政権交代が西郷隆盛と勝海舟の二者会談だけですんなり片付くはずがないでしょ。」、と思うのが当然だ。それを説明した本。まあ、「すんなり江戸開城ができた」のではないことは、戊辰の役などを見てもわかるだろう。それに、明治天皇替え玉論や英国の干渉、榎本武揚がなぜ降伏して新政府の高官に慣れたのかという不思議、フリーメイソン閥が暗躍していた可能性等、様々なことが分かっていない。所詮、学者上りの資料第一主義の人が書いた本に過ぎない。対極の井沢元彦さんには足元にも及ばない。
江戸城は徳川家に返還されるはずだった?彰義隊の戦いこそ天下分け目の決戦? “勝者の視点”で語られがちな幕末維新の真相に迫る!