[BOOKデータベースより]
鳥を観る―信州戸隠にて(日暮れどきの追跡―シジュウカラのねぐらを探す;空中のハンティング―ツバメたちの餌採り ほか)
山里と少年―諏訪の思い出(小さな天気―厳寒に咲く春の花たち;花の一生を観る―カタクリが咲くまで ほか)
天を観る、地を観る―光と結晶(光のなかに立ちつくして―雨のち虹、雪のち虹;天体のパレード―惑星と月が並ぶとき1 ほか)
生きものを観る―日々の出会い(何かに見つめられている―動物たちの気配;真似する二羽―種食う鳥もそれぞれ ほか)
まさに、左手にサイエンス、右手にロマンの人だ。
──柳生博さん(俳優・日本野鳥の会会長・八ヶ岳倶楽部オーナー)
ハシブトガラスと容器を隠しあい、台所に出たゴキブリを放っておいて毎晩再会を待ち続ける──。目を凝らすのは、めずらしくもなく、マニアックでもない、ありふれた生きものたち。ところが、じっくり「観て」いると、見慣れたかれらが驚きの存在に見えてくる!
50年以上にわたり子どもたちに科学を教え続けている著者が、その知見を携えてゆっくりと自然のなかを歩き、探し、眺め、そして「観る」。信州の野山で、日々の東京でみつけた、見えているのに見えない自然を活写する観察記。