[BOOKデータベースより]
吃音に悩むあなたへ。吃音を治さなければいけないなんて、思い込まないでほしいんです。大切なのは言葉ではなく、気持ちが相手に伝わること。この本は、同じ苦しみをもつ人との対話から生まれた“心のカルテ”。きっと、あなたにも届くことを信じて―。
第1章 電話をとることができません…大人の吃音の悩み(自分は「吃音」なのか診断してほしい;身近な人にすら吃音を伝えられない ほか)
第2章 「誰とも話したくない」と登校拒否―思春期の吃音の悩み(名前が言えないから変えた女性;先生に誤解される苦しみ ほか)
第3章 どうやったらつまらずに話せるの?学童期の吃音の悩み(子どもの気持ちを汲めていますか?;吃音と向き合い始めた親の記録 ほか)
第4章 吃音は不便だけど不幸ではない―幼児期の吃音の悩み(親の悩みに鈍感な周囲の人たち;5歳児との真剣な対話 ほか)
巻末資料
面接が怖い。人前に立ちたくない。電話に出られない。でも、ホントは人と話したい。そんな患者たちと吃音ドクターの心温まる交流を綴った“心のカルテ”。著者がこれまでに出会ってきた数々の「症例」を示した。
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130万人いる吃音症の人へのメッセージは「直さなければいけない、なんて思い込まないで。大事なことは相手に伝わること」。自身も吃音症を抱えながら医師として多くの吃音に悩む人を救う著者の戦いの記録。