- 「理」と「情」の狭間
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大塚家具から考えるコーポレートガバナンス
- 価格
- 1,650円(本体1,500円+税)
- 発行年月
- 2016年03月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784822235659
[BOOKデータベースより]
テレビのワイドショーを賑わした大塚家具の経営権を巡る騒動―。親子の争いばかりに注目が集まったが、大塚久美子社長が経営を委ねられた背景には、コーポレートガバナンスの変化や女性の社会進出拡大などという時代の風があった。経過をつぶさに見つめてきた経済ジャーナリストが詳しく解説する。
第1章 露見
第2章 解任と復帰
第3章 前哨戦
第4章 仁義なき戦い
第5章 対決
第6章 象徴
第7章 教訓
テレビのワイドショーを賑わした大塚家具の経営権を巡る騒動。「理」で押した久美子社長と「情」に訴えた勝久会長の戦いで本当に勝ったのは誰だったのか。同族経営の限界とガバナンス面での課題を真正面から考える。
前会長と、現社長が争った大塚家具。その真因はなんだったのか。同族企業の経営者に改めて警鐘を鳴らすとともに企業経営(コーポレートガバナンス)の面からも一連の出来事を検証していく。