[BOOKデータベースより]
七十二歳にして「富嶽三十六景」をかいて江戸っ子の度肝をぬき、すべてのものを「絵」というわくのなかにうつしとろうとした北斎。アメリカの有名な雑誌は「この一千年間で、世界の人びとに影響をあたえた百人」の中に、日本人からただひとり、葛飾北斎を選びました。かれこそは、今、世界中の若者に愛されている、日本のマンガ文化の先駆けでもあったのです。
1 絵かきになりたい
2 浮世絵師、誕生
3 町人よ、胸をはれ!
4 絵師のほこり
5 一歩もひかない
6 大きな絵、小さな絵
7 将軍とニワトリ
8 あらゆるものをえがく
9 富士にこめた思い
10 夏の野原を気晴らしに
ゴッホやゴーギャン、モネなど世界中の画家にも影響をあたえた葛飾北斎。「富嶽百景」「北斎漫画」などの代表作で知られる彼は、巨大なダルマの絵をかいたと思ったら、米つぶにスズメの絵をえがく……江戸っ子たちをおどろかせ、あらゆるものをえがきだした浮世絵師でした。絵を描くことだけに情熱をかけつづけ、お金には無頓着、生涯で90回以上も引っ越しをした葛飾北斎。その魅力的な人生を伝えます。
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幼い頃より絵を描くことにのめりこんだ北斎は、絵を極めるために長い生涯ずっと描き続けました。変人とも言われたその人生とは。