[日販商品データベースより]
モモ子と凜子、真摯な看護師を描いた2作品
『小児病棟』は、第1回読売「女性ヒューマン・ドキュメンタリー」大賞優秀賞を受賞し、テレビドラマ化された作品。
主役の看護婦(当時の名称)・モモ子役を桃井かおりが演じ、大きな話題となった。病気や障がいをもった乳幼児の看護に奮闘しながら、次第に子どもたちと心を通わせていくモモ子。ある日、手足を欠損して生まれ、両眼も失ったタロウの担当となる。個人的な感傷は、医療現場では封印すべきなのか――。
『医療少年院物語』は、著者が15年の歳月をかけて取材執筆した渾身の作。現場を訪れては「これは、とても書けない」と何度も挫折しそうになったという。不良仲間との万引きにはじまり、窃盗で捕まりノイローゼとなっていった少年や、テレクラで売春を重ね妊娠した少女など、看護婦と職員が苦悶しながら彼らとの交流をはかっていく。それは、何故彼らが非行に走ったのかという、問題の根源を知ることに繋がっていく。
【編集担当からのおすすめ情報】
92歳を迎えた著者が、本書刊行に際し「あとがき」を執筆しています。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 分岐駅まほろし
-
価格:847円(本体770円+税)
【2025年04月発売】
- さよならの向う側 [文庫版]
-
価格:781円(本体710円+税)
【2024年11月発売】
- 天国映画館
-
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2024年08月発売】