- 核の戦後史
-
Q&Aで学ぶ原爆・原発・被ばくの真実
「戦後再発見」双書 4
- 価格
- 1,650円(本体1,500円+税)
- 発行年月
- 2016年03月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784422300542
[BOOKデータベースより]
原発再稼働、内部被ばくの軽視、核不拡散条約の決裂…被ばくの実態に目を向けず、核体制の維持を目指す日米の思惑とは?戦後史の謎を解く鍵は、「核」にある!Q&Aで学ぶ原爆・原発・被ばくの真実。
第1部 原爆投下と戦後史の謎Q&A(広島では十四万人、長崎では七万人が原爆によって亡くなりました(一九四五年十二月までに)。戦争中とはいえ、なぜこれほどの威力のある兵器が使われたのですか?;原爆神話とは何ですか?;ドイツ降伏後もなぜアメリカは原爆開発を続け、日本へ原爆を投下したのですか?;「マンハッタン計画」とは何ですか?;投下先として広島と長崎が選ばれたのはなぜでしょうか?また、なぜ一発でなく、二発投下されたのでしょうか?;日本は、なぜポツダム宣言を「黙殺」したのですか?すぐに受諾して降伏していれば、原爆投下はなかったのでは?;結局、日本が降伏した要因は何だったのですか?)
第2部 核体制と戦後日本Q&A(原爆投下に対して、日本政府はどのような対応を取ったのですか?;アメリカは、なぜ原爆による残留放射能の存在を認めなかったのですか?;内部被ばくは、人体にどのような影響を与えますか?;アメリカは戦後、広島、長崎に調査団を派遣して被爆地を調査しました。どんな目的で何を調査したのですか?;ABCCが、被爆者をモルモット扱いしたと言われるのはなぜですか。どんな調査をしたのですか?;一度に一〇〇ミリシーベルト以下の被ばくなら体に影響がないと聞きました。どうして一〇〇ミリシーベルトなのですか?;国際原子力ムラとは何ですか?;日本は、国際原子力ムラの意向には逆らえないのでしょうか?)
なぜ「核兵器のない世界」は実現されないのか。なぜ日本は脱原発に踏み切れないのか。平和学研究者のふたりが、その歴史をひもとき、福島第一原発事故後の日本が抱える様々な課題を浮き彫りにする。
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体内に取り込まれた放射性物質による被曝(内部被曝)の影響はなぜこれまで軽視されてきたのか? その謎を解くには原爆と原発をめぐる「核の戦後史」に目を向けなければならない。世界に先駆けて行われた原爆開発・マンハッタン計画とは何だったのか、なぜ広島・長崎へ原爆が投下されたのか、核実験の放射能汚染による人的被害はどのように隠蔽されたのか、そしてなぜ今、日本は脱原発に踏み切れないのか。Q&A形式で原爆と原発の必須知識を提供するシリーズ第4弾。