- 没理想論争とその影響
-
- 価格
- 9,790円(本体8,900円+税)
- 発行年月
- 2016年02月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784784218349
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[BOOKデータベースより]
第1部 没理想論とその時代(没理想論成立のころ―宗教の混乱とユニテリアン;「真理」の時代―二葉亭・逍遙・嵯峨の屋など)
[日販商品データベースより]第2部 世界観と認識論の対立(二葉亭四迷「真理」の変容―仏教への傾倒;没理想論争の実相―観念論者逍遙と経験論者鴎外 ほか)
第3部 揺れていた「想」(観念としての「理想(想)」―鴎外「審美論」における訳語の問題を中心に;『月草』における改稿の意図―「逍遙子の諸評語」における異同をめぐって ほか)
第4部 没理想論争の影響(高瀬文淵と森鴎外―「超絶自然論」と「脱却理想論」を中心に;没理想論争と田岡嶺雲―禅の流行と自然主義の成立 ほか)
第5部 鴎外とハルトマン(没理想論争における鴎外とE.V.ハルトマン;鴎外がハルトマンを選んだわけ ほか)
明治の文学者たちは、イデー(目に見える現実の世界を越えたところに存在する物事の本質)をどのように把握し、表現しようとしたのか。
明治24年以降、『早稲田文学』と『しがらみ草紙』を舞台に坪内逍遥と森鴎外との間で繰り広げられた「没理想論争」を軸に、明治の文学者たちがイデーと現実との関係をどのように捉えようとしたのか、またこの論争が文学史にどう影響したのかをたどる。