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生地日戸村には一切触れず、啄木が自らの「故郷」と呼んだ渋民村。函館、小樽、釧路を転々とした北海道での漂泊。金田一京助とのあいだの類いまれなる友情。そして、千年に及ぶ日本の日記文学の伝統を受け継いだ『ローマ字日記』。資料をもとに作品を丹念に読み解き、二十七歳で早逝した啄木の生涯をたどる。九十三歳の著者が精魂傾けた傑作評伝。
反逆者啄木
啄木、上京する
教師啄木
北海道流離
函館、そして札幌
小樽
釧路の冬
詩人啄木、ふたたび
啄木、朝日新聞に入る
ローマ字日記
啄木と節子、それぞれの悲哀
悲嘆、そして成功
二つの「詩論」
大逆事件
最期の日々
啄木、その生と死
函館、小樽、釧路を転々とした北海道での漂泊。日本の日記文学の伝統を受け継いだ『ローマ字日記』。膨大な資料をもとに、27歳で早逝した啄木の生涯と作品を丹念に読み解く。93歳の著者が精魂傾けた傑作評伝。
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自ら「故郷」と呼んだ渋民村。北海道での漂泊生活。金田一京助との厚い友情。現代歌人の先駆となった啄木の生涯をたどる渾身の評伝。