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[BOOKデータベースより]
「取締から治療・回復支援へ」薬物・アルコール依存症を犯罪として処罰するだけでは限界がある。新しい薬物依存症治療プログラムSMARPP(スマープ)理解のためのやさしい手引き。後半では、薬物依存症治療の最前線として、現状の理解から法的問題、当事者と家族への援助まで、物質使用障害理解のためのさまざまな課題を明らかにしている。
第1部 SMARPP(スマープ)が丸ごとわかる!(スマープ誕生前夜―マトリックス・モデルとの出会い;スマープ始動!―神奈川県立精神医療センターせりがや病院での試み;スマープの実際―セッションはどんな感じ?;精神保健福祉センターでの挑戦―東京都多摩総合精神保健福祉センター「タマープTAMARPP」;医療観察法病棟での挑戦;少年鑑別所でお勉強;薬物依存症外来を立ち上げる!;「多重構造のザル」をめざして)
[日販商品データベースより]第2部 薬物臨床の最前線から(処方薬依存―何がこんな残念な状況を生んでいるのか直視してみましょう;危険ドラッグはなぜ『危険』なのか;一般精神科における「うつ×飲酒」「向精神薬」の問題;違法薬物使用を知った医療者に、通報義務はあるのか;おっかない依存症患者から殴られないために;家族に対する援助/介入のコツ―精神科医の立場から;人はなぜ依存症になるのか―依存症の根底にあるものと回復に必要なもの)
わが国では,覚せい剤取締法違反によって刑務所に服役する人の数は年々増加しており,その再犯率の高さも指摘されている。薬物依存症の治療は「貯金することができない」性質のものであり,出所後そして保護観察終了後にも,地域で継続されなければほとんど意味がない。
米国マトリックス・モデルを基に〈SMARPP〉を開発した著者が,新しい薬物依存症治療プログラムとしてのスマープの実際をわかりやすく説いたのが本書である。
後半では,薬物依存症治療の最前線として,現状の理解から法的問題,当事者と家族への援助まで,物質使用障害理解のためのさまざまな課題を明らかにしている。