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[BOOKデータベースより]
好評の前著『向田邦子の比喩トランプ』に続き、向田邦子の短編集『思い出トランプ』を読み解く。主人公たちの思い出が、実は思い込みにすぎず、真相とはかけ離れていることを強く匂わされるものの、あえて明言はされない。物語の名手・向田邦子が仕掛けたこのトリックに目をこらすと、『思い出トランプ』の新たな読みの可能性が見えてくる。
「かわうそ」―星江は宅次と厚子にとってどのような存在だったのか
[日販商品データベースより]「だらだら坂」―なぜトミ子は整形したのか
「はめ殺し窓」―ネクタイは誰のためだったのか
「三枚肉」―なぜ牛肉にこだわるのか
「マンハッタン」―「マンハッタン」は名前なのか
「犬小屋」―カッちゃんは本当に魚くさかったのか
「男眉」―祖母は麻につらく当たったのか
「大根の月」―昼の月とは何なのか
「リンゴの皮」―かつらは何のために出てくるのか
「酸っぱい家族」―なぜ鸚鵡だったのか
「耳」―楠が暴れだしたきっかけは何か
「花の名前」―「君が代」は何を寿ぐのか
「ダウト」―塩沢の父は本当にキセルをしたのか
「思い出トランプ」―なぜこういう書名なのか
主人公たちの思い出が実は思い込みにすぎず、真相とはかけ離れていることを強く匂わされるものの、明言はされない。短編集『思い出トランプ』に著者・向田邦子が仕掛けたトリックから、新たな読みの可能性を探る。