[BOOKデータベースより]
ことばは、文学は、どこからやってきたのか。壮大な文学史の誕生。古代日本語をたどり、神話や昔話、アイヌや琉球のことばと文学、あるいはうたや歌謡をもとりあげて、その起源と本質にせまる。文学と言語のそれぞれを探究し続けてきた泰斗による畢生の書。
第1部(神話紀は解明されるか;神話紀から昔話紀への画期 ほか)
第2部(物語紀―“歌語り”定置;否定性と詩文 ほか)
第3部(中世の歴史叙述;“連”の源流 ほか)
第4部(「詩」「小説」「文学」の“古代から近代へ”;近代詩、現代詩の発生 ほか)
古代日本語をたどり、神話や昔話、アイヌや琉球のことばと文学、あるいはうたや歌謡をもとりあげて、その起源と本質にせまる。文学と言語のそれぞれを探究し続けてきた泰斗による、畢生の書。
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文学はどこからやってきたのか。その源流をたどる壮大な文学史がついに完成!古代日本語の起源をたどれるところまでさかのぼり、これまで文学史から取り残されてきた、神話や昔話、アイヌや琉球語の文学、あるいはうたや歌謡などをとりあげて、その背景にある日本文学の本質にせまる。『源氏物語』にレヴィ=ストロースの手法を援用して衝撃をあたえた泰斗が、これまでの文学観・言語論のすべてを注ぎ込んだ畢生の著、ついになる。