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- 日本にとって沖縄とは何か
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- 価格
- 858円(本体780円+税)
- 発行年月
- 2016年01月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784004315858
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[BOOKデータベースより]
いま、日本政府は沖縄・辺野古に新たな巨大基地の建設を強行している。それは単なる基地建設の問題ではなく、戦後70年の日本、米国、そして沖縄の関係史の“到達点”として存在している。「構造的沖縄差別」を克服するために、どうすればよいのか―。沖縄現代史の第一人者が戦後の歩みを振り返り、本質を厳しく問う。
第1章 平和国家日本と軍事要塞沖縄(三位一体の占領政策―象徴天皇制・非武装国家日本・沖縄の米軍支配;サンフランシスコ体制の成立―「目下の同盟国」日本と「太平洋の要石」沖縄;「島ぐるみ闘争」の時代―それは砂川闘争の時代でもあった)
第2章 六〇年安保から沖縄返還へ(六〇年安保改定と沖縄―構造的沖縄差別の定着;復帰・返還運動から沖縄闘争へ;沖縄返還とは何であったか)
第3章 一九九五年の民衆決起(沖縄返還後の変化と住民・市民運動;一九九五年の民衆決起;普天間、そして辺野古をめぐる動向)
第4章 「オール沖縄」の形成(教科書検定問題の意味するもの;政権交代・オスプレイ配備・埋立承認;尖閣問題への視点―先島諸島の状況)
第5章 沖縄、そして日本は何処へ(二〇一四年の高揚;扇長県政と安倍政権の対峙;日本にとって沖縄とは)