闇に葬られた古代史

なぜ、西国は東国の歴史を隠ぺいしたのか
じっぴコンパクト新書　２８２

実業之日本社
関裕二　

• 価格: 880円（本体800円＋税）
• 発行年月: 2016年01月
• 判型: 新書
• ISBN: 9784408111735

内容情報

[BOOKデータベースより]

古代史の勢力図は“西高東低”ではなかった？！ヤマト建国には「東」が関与していた！平将門が今なお恐れられる本当の理由。畿内・出雲・北九州だけではない古代史！

序章　なぜ、「平将門の祟り」は恐ろしいのか（容赦なく祟る平将門；三ヵ月生き続けた生首　ほか）
第１章　ヤマト建国と抹殺された東国（「東」を見下していた『日本書紀』；「東」を極端に恐れた朝廷　ほか）
第２章　縄文と弥生、継体天皇とヤマトにみる東西事情（日本は渡来人に征服されたのか；純粋な日本人はどこにもいなかった？　ほか）
第３章　東国で勢力を誇った上毛野氏の正体（関東の受難の始まり；つらさがにじむ防人たちの歌　ほか）
第４章　西国に復讐する東国（東北蝦夷遠征とともに東国の負担は増えた；混乱する関東　ほか）

[日販商品データベースより]

古代豪族尾張氏、上毛野氏を巻き込んだ天皇家、藤原不比等、平将門の秘密。古代史研究の異端児・関裕二が、今まであまり語られなかった、「西」と密接な関わりがあった「東」の古代史を解き明かす。