[BOOKデータベースより]
境界線と領有権の「なぜ」を詳説!人工島の拠点化、緊張する周辺国、衝突の危険と不測の事態。「南シナ海の歴史」は「世界の歴史」であり、その未来は世界の関心事だ。ここで起こることは世界の未来を決めることになる…歴史、国際法、資源、政治、軍事など、あらゆる角度から解説する必読書。
第1章 残骸と誤解―先史時代〜一五〇〇年
第2章 地図と線―一五〇〇〜一九四八年
第3章 危険と迷惑―一九四六〜九五年
第4章 あちらが浮かべばこちらが沈む―南シナ海と国際法
第5章 ゼロよりはまし―南シナ海の石油と天然ガス
第6章 軍鼓と象徴―ナショナリズム
第7章 蟻と象―外交
第8章 戦場の形―軍事問題
第9章 協力とさまざまな非協力―紛争の解決
中国が滑走路をつくり、排他的な態度を示して周辺国の非難と困惑を呼んでいる南シナ海。その広大な海域と長大な文化、さらに覇権を争ってきた歴史、今後のありうべき姿などを克明に明かす。
中国が滑走路をつくり、排他的な態度を示して周辺国の非難と困惑を呼んでいる南シナ海。その広大な海域と長大な文化、さらに覇権を争ってきた歴史、今後のありうべき姿などを克明に明かす。