[BOOKデータベースより]
カケルのクラスに転校してきた本間くんは、天才として騒がれる有名バイオリニストだった。「サッカク探偵団」のメンバーに誘い、みんなはすっかりなかよしに。下校中、坂道で子犬のポンゾを追いかけたカケルたちはおかしな現象を目にする。数日後、本間くんがコンサート会場から消えてしまう事件が起きて…!「サッカク探偵団」が大かつやく!たくさんのサッカクが登場するよ。
[日販商品データベースより]カケルたち四年一組に転校生がやってきた!
本間音也くんは天才バイオリニストとして騒がれる有名人だったが、ユウレイネタをきっかけにカケルたちとすっかり仲良くなる。
下校中、犬のポンゾを見かけて追いかけるが、そこは下り坂なのにポンゾが追いかけるボールは坂を登っていくという「おばけ坂」だった?!
そして、坂の上にはあやしい洋館が……。
数日後、本間くんがコンサートの開演前、会場から消えてしまう事件が起きる。
あの坂で拾った暗号メモが事件に関係している、と考えたカケルたちは洋館に向かうが……!?
今回もたくさんのサッカクが登場! キミの脳は、またまただまされる!
小学生から大人まで「おもしろい」「頭の体操になる」「思考力がつく」と驚きの声が寄せられる、大人気「サッカク」ナゾトキ小説シリーズ。
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シリーズものって、基本2作目はちょっと惰性てきな作品が多いですが、このシリーズは1作目より脂がのって面白くなった気がします。
転校生の天才バイオリニスト(小4)の本間音也君が登場します。
もちろんカケルをはじめとする、もともとのメンバーもしっかり「サッカク探偵団」として登場します。
1作目の感想には書きませんでしたが、近所に住んでいて何かを研究しているらしい二の谷さんとその飼い犬のポンズがこの「サッカク探偵団」の子どもたちをフォローするのですが、子どもたちとの距離感・関わり方がとてもいいなと思いました。こういう大人でありたいです。
「サッカク探偵団」のメンバーで空手教室に通っている元気な女の子ユズカのお父さんは警部さんで、彼らがかかわる事件によく呼ばれていますが、子どもたちからみても、事件の被害者たちからみても頼れる人という感じで好感が持てます。
もちろん、テーマの「錯覚」の謎が今回も事件に関わってきて、錯覚の面白さも十二分に楽しめました。
今回は「エイムズの部屋」と「坂道錯覚」が出てきます。
作者の、その錯覚の説明の仕方もとてもよく、理科的なことが苦手な私でも、よく理解できました。
内容が濃いのに、本は分厚くなく、テンポよく読みやすいです。(てんぐざるさん 50代・埼玉県 女の子22歳、女の子17歳)
【情報提供・絵本ナビ】