[BOOKデータベースより]
「狩猟・採集し、貧しくとも平等に集落生活を営む日本人の起源」―学校ではそう教わったはず。だが本当は、戦後、唯物史観により政治的に作られた歴史概念だった?…。曖昧で多様な時間的・空間的な範囲、階層性を伴う社会構造、さらには独自の死生観、精神文化まで、最新の考古学的研究から見えてくるユニークな「縄文」真の姿。
第1章 縄文時代はどのように語られてきたのか(縄文時代の成り立ち;モースの石器時代論 ほか)
第2章 ユートピアとしての時代と階層化した社会のある時代(近年の教科書における記述;一九七〇年代から八〇年代前半における研究 ほか)
第3章 縄文時代・文化をめぐる諸問題―時空間的範囲(これまでにおける縄文時代の概要;縄文時代のはじまり ほか)
第4章 縄文のキーワード―定住・人口密度・社会複雑化(定住生活とはなにか;民族考古学の知見 ほか)
第5章 縄文時代の死生観(埋葬をおこなう動物、ヒト;多様かつ複雑な葬法 ほか)
日本にしか見られぬ特殊な時代区分「縄文」は、なぜ、どのように生まれたのか。曖昧で多様な時間的・空間的な範囲、階層性を伴う社会構造、さらには独自の死生観、精神文化まで、ユニークな「縄文」真の姿。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- Q&Aで読む縄文時代入門
-
価格:2,750円(本体2,500円+税)
【2024年05月発売】
- 縄文時代の歴史
-
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2019年01月発売】
- 縄文人も恋をする!?
-
価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2022年04月発売】
- 縄文時代の不思議と謎
-
価格:1,078円(本体980円+税)
【2019年01月発売】
- 縄文時代
-
価格:2,970円(本体2,700円+税)
【2017年02月発売】
日本にしか見られぬ特殊な時代区分「縄文」は、なぜ、どのように生まれたのか?――発掘考古学が明かす“作られた時代像”、真の姿。