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[BOOKデータベースより]
本書は証聖者マクシモス(580頃‐662)が主にナジアンゾスのグレゴリオス(329/30‐389/90)と、ディオニュシオス・アレオパギテース(6世紀)の諸著作から難解と思われる箇所を選び、それらを解釈し敷衍した『難問集』の全訳である。
聖なるディオニュシオスと(ナジアンゾスの)グレゴリオスのさまざまな難解な言葉をめぐって、マクシモスが聖なるトマスに宛てて(三一性(三位一体)の意味;子の無化と受肉―ヒュポスタシス・キリストの成立;受肉と神化;受肉の神秘―ヒュポスタシス的結合と二つのエネルゲイア)
[日販商品データベースより]クジコスの主教ヨハネに宛てて、マクシモスが主において挨拶を送る。(神なるロゴスの隠された在り方;人間と神化―自然・本性の存在論的ダイナミズム;神への背反(罪)と、その結果たる身体の腐敗と死とは、アレテーへと変容せしめられる;無限と卓越した否定;神学・哲学の諸問題 ほか)
本書は証聖者マクシモス(580頃-662)が主にナジアンゾスのグレゴリオス(329/30-389/90)と,ディオニュシオス・アレオパギテース(6世紀)の諸著作から難解と思われる箇所を選び,それらを解釈し敷衍した『難問集』の全訳である。
マクシモスは2世紀以来の東方・ギリシア教父の全伝統を継承し,豊かに展開させたことにより,東方教父の伝統の集大成者,ビザンティン神学のチャンピオンと目されてきた。彼の探究は,ヘブライ・キリスト教による古代ギリシア哲学の「受容,拮抗そして超克」という未曽有の歴史の縮図であり,それらを映し出した姿であった。その営みは極めて困難かつ根源的で,そこに形成されたものは時代,民族,地域を超えた普遍性を備えており,人類の古典に相応しい。
人間にとって神の本質は不知に留まり,神はただそのエネルゲイア(働き)との出会いから,経験され知られるに過ぎない。原初的には神的エネルゲイアを宿した〈信という魂のかたち〉として,神は顕現し不完全な仕方で知られる。本書はこれら存在のダイナミズムを通して哲学(愛智)=神学の可能性を開示する。
訳者による詳細な注解と本格的な解説は,西方教父とは違う新たな知と信仰の世界に読者を誘うであろう。