- 文学熱の時代
-
慷慨から煩悶へ
名古屋大学出版会
木村洋
- 価格
- 5,940円(本体5,400円+税)
- 発行年月
- 2015年11月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784815808211

この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
-
和歌文学大系 16
-
久保田淳
山田洋嗣
福留温子
価格:17,600円(本体16,000円+税)
【2024年05月発売】
-
西鶴解析
-
井口洋
価格:6,600円(本体6,000円+税)
【2023年12月発売】
-
土佐日記貫之集
-
木村正中
価格:2,640円(本体2,400円+税)
【2018年06月発売】
-
催馬楽
-
木村紀子
価格:3,080円(本体2,800円+税)
【2006年05月発売】
-
女子大で和歌をよむ
-
木村朗子
価格:2,640円(本体2,400円+税)
【2022年03月発売】
ユーザーレビュー
この商品に寄せられたカスタマーレビューはまだありません。
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。

[BOOKデータベースより]
政治の季節が終わり、蘇峰が新たな理想を求め、独歩が無名の人民の経験を「記憶せよ」と呼びかけるうちに、文学は切実な営みとして「発見」された。内面の告白や青年の煩悶をひとたび正面から受け止め、経世の世にあって人生を問いかけていった知識人の挑戦を、端正に描き出す力作。
第1部 政治と文学の紐帯(徳富蘇峰の文学振興;経世と詩人論―徳富蘇峰の批評活動;明治中期、排斥される馬琴―松原岩五郎の事例;平民主義の興隆と文学―国木田独歩『武蔵野』論;民友社史論と国木田独歩―「人民の歴史」の脈絡;人生を思索する精神―一八九〇年代の内村鑑三)
第2部 文学の卓越化(告白体の高山樗牛;藤村操、文部省訓令、自然主義;明治後期文壇における告白―梁川熱から自然主義へ;自然主義と教育界―正宗白鳥「何処へ」を中心に;政治の失墜、文学の隆盛―一九〇八年前後;自然派ぶりの漱石)