- ぼくたちは戦場で育った
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サラエボ1992ー1995
Djetinjstvo u ratu.集英社インターナショナル 集英社
ヤスミンコ・ハリロビッチ 角田光代 千田善- 価格
- 2,310円(本体2,100円+税)
- 発行年月
- 2015年10月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784797672695
[BOOKデータベースより]
1992年から4年間にわたって続いたサラエボ包囲戦は犠牲者の多くが一般市民という、近代史上まれに見る悲惨な戦争でした。山の上からスナイパーが市民を無差別に殺すありさまに国際社会は衝撃を受けました。その戦いが終結してから20年、かつては「戦時下の子どもたち」であった人々もいまや30代前後。サラエボ生まれの彼らに向かって本書の著者ヤスミンコ・ハリロビッチ―彼もまた戦争が始まったときは4歳でした―が呼びかけて出来たのが本書です。SNSを通じて集まった数千のメッセージから厳選してできた本書は、そんな「戦時下の子どもたち」の喜怒哀楽が詰まった1冊。ここに「あなたの知らない戦争」があります。巻末には元サッカー日本代表監督イビツァ・オシム氏(サラエボ出身)の書き下ろしエッセイを掲載。
第1部 サラエボへようこそ!
第2部 あなたにとって、戦時下の子ども時代とは?
第3部 ちよっとだけ長い回想と、思い出の品々
特別寄稿 困難な時期にどう生き残るか(イビツァ・オシム)
ヤスミンコくんのこと―単なる懐古趣味ではなく
1990年代に起きた「サラエボ包囲戦」。その悲惨な市街戦の中で育った若者たち1000人が語る「私の子ども時代」。戦争とはけっして「昔話」や「どこかの国の話」ではないことを伝える迫真の証言集。
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1990年代に起きた「サラエボ包囲戦」。その悲惨な市街戦の中で育った若者たち1000人が語る「私の子ども時代」。戦争とはけっして「昔話」「どこかの国の話」ではないことを角田光代の名訳で伝える。