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1962年、化学農薬の汚染を警告したレイチェル・カーソンの『沈黙の春』は、大論争を巻き起こした。エコロジーと自然保護を初めて関連づけて、環境汚染を告発したカーソンは、優れた海洋科学者の草分けでもあった。文学と科学を結びつけ、“自然に仕えた修道女”とよばれたカーソンの清廉な生涯をつづる。
1 さわがしい春
2 スプリングデールのオアシス
3 運命とつながる海へ
4 ライフワークを見つける
5 海がベストセラーに
6 真実に直面して
7 カーソンの目に映った真実
8 伝説の人へ
エコロジーと自然保護を初めて関連づけて、環境汚染を告発したカーソンは、優れた海洋科学者の草分けでもあった。文学と科学を結びつけ、“自然に仕えた修道女”とよばれたカーソンの生涯をつづる。
1962年、農薬の複合汚染を警告した『沈黙の春』は大論争をまきおこした。エコロジーと自然保護をはじめて結びつけ、環境汚染を告発したカーソンは現代社会のあり方を大きく変えることになった。1994年刊行の改訂新装版。