[BOOKデータベースより]
大好きだったのに…。なぜ僕ばかりをぶったんだろう。家でも学校でも嫌われた僕におとずれた奇跡。壮絶な体験を描いた話題のコミックエッセイが切なく愛おしい手記になりました。
僕の家は、小さな町工場
美しい母のもうひとつの顔
やさしいばあちゃん
施設に入ることになった日
ばあちゃんがくれたもの
施設の凶暴王
凶暴王の傷あと
ばあちゃんとの別れ
母からの虐待がはじまった
再びいじめのターゲットに
高校中退、そして家出
僕はブタだ
ばあちゃんの最期
僕に友達ができるのか
悪魔のようなアイドル
傷を手放すとき
僕は社会人になれるのか
かけがえのない仲間との出会い
ボス敵は自分の中にいた
自分の力
再び母と向きあう
ブーメランのように
母からのSOS
母を理解しようとしてみる
もう一度、母と向きあおう
母さん、生きてください
奇跡はどうしたら起きるのだろう
夢は案外、叶う
美しく人望もある母には、もうひとつ別の顔があった。実母から虐待を受け続けた著者が、自分の人生を幸せに歩き始めるまでの奇跡の実話。壮絶な体験を描いた話題のコミックエッセイが切なく愛おしい手記に。
きれいで人気者の母には、もうひとつ別の顔があった。他人には決してわからない、親子のこと――。父に捨てられ、大好きな母から、死をも覚悟する壮絶な虐待を受けていた僕。アトピーに苦しみ、学校では先生からも嫌われ……。ついに家を出て自活の道へ。僕を守ってくれた人の存在が、僕に勇気をくれた。苦しみながらも、愛を見つけた奇跡の実話。感動の渾身エッセイ! あの糸井重里さんの胸をギューッと切なくさせた実録コミックエッセイ『母さんがどんなに僕を嫌いでも』(角川エンターブレイン)の手記版です。