- スプーンと元素周期表
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ハヤカワ文庫NF ハヤカワ・ノンフィクション文庫 NF447
The disappearing spoon.- 価格
- 1,100円(本体1,000円+税)
- 発行年月
- 2015年10月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784150504472
[BOOKデータベースより]
紅茶に溶ける金属製スプーンがあるって本当?空調ダクトを清潔に保つ素材は?ネオン管が光るのはなぜ?戦闘機に最適な金属は?そもそも周期表の順番はなにで決まる?万物を構成するたった100種類余りの元素がもたらす不思議な自然現象。その謎解きに奔走する古今東西の科学者たちや諸刃の剣となりうる科学技術の光と影など、元素周期表に凝縮された歴史を繙く比類なきポピュラー・サイエンス。
第1部 オリエンテーション―行ごとに、列ごとに(位置こそさだめ;双子もどきと一族の厄介者―元素の系統学;周期表のガラパゴス諸島)
第2部 原子をつくる、原子を壊す(原子はどこでつくられるのか―「私たちはみんな星くず」;戦時の元素;表の仕上げ…と爆発;表の拡張、冷戦の拡大)
第3部 周期をもって現れる混乱―複雑性の出現(物理学から生物学へ;毒の回廊―「イタイ、イタイ」;元素を二種類服んで、しばらく様子を見ましょう;元素のだましの手口)
第4部 元素に見る人の性(政治と元素;貨幣と元素;芸術と元素;狂気と元素)
第5部 元素の科学、今日とこれから(雫下はるかでの化学;究極の球体―泡の科学;あきれる精度を持つ道具;周期表を重ねる(延ばす))
お茶を混ぜるとスプーンが溶ける?万物の成り立ちを元素で読み解く。
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