帰らざる者への追憶

ビルマ・インパール前線

三和書籍
森田勇造　

• 価格: 1,870円（本体1,700円＋税）
• 発行年月: 2015年09月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784862511867

内容情報

[BOOKデータベースより]

１　ベトナム独立戦争と残留日本兵（ハノイ軍事歴史博物館の残像；独立戦争の最終地・ディエン・ビエン・フー）
２　メコン川流域の現象（メコン川上流への船旅；タイの古都・チェンセーン；日本的追憶の乗合バス）
３　ミャンマー北部の戦跡探訪（東北部の活気；マンダレーの日本兵墓碑；北端の戦跡と踊る祭典；ピン・ウールインからラーシヨーへ）
４　ミャンマー西北への探査行（ザガイン地方の日本兵墓地；帰らざる者たちを捜して）

[日販商品データベースより]

本書は、著者が今年戦後70周年を迎えるにあたり、かつて日本軍が進駐した地域の一部であるインドシナ半島のベトナムからラオス・タイ・ミャンマー、そして世に名高いインパール作戦の地であるミャンマー西北のカボウ谷のタムまで、約二千キロにおよぶ過酷な戦争行為の跡をたどった旅の記録である。

本書では、著者が現地の人々や観光客などと楽しく触れあっている様子や戦跡を尋ねた際の、当時を偲ぶ姿などが細かく綴られているので、読者にもその旅の一端が垣間見えるだろう。