[BOOKデータベースより]
私たち精神科医が日々対面しているのは症状ではなく、病める一人の人である―。60年代の精神科病院、精神医療改革運動、統合失調症の軽症化までを語る、貴重な証言。
第1章 一九六〇年代という時代
第2章 一九六〇年代、ある精神病院の風景
第3章 精神科病棟の患者たち
第4章 精神病理学ことはじめ
第5章 精神医療改革運動
第6章 一九八〇年代 精神医学の変貌
第7章 精神医学の現在
精神科医が日々対面しているのは、症状ではなく、病めるひとりの人である…。精神医療改革運動、統合失調症の軽症化などを語る、貴重な証言。力動精神医学の紹介で知られる著者が、自らの歩んできた道を振り返る。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 発達障害という記号
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2008年04月発売】
- 症例マドレーヌ
-
価格:4,180円(本体3,800円+税)
【2007年05月発売】
- 逆転移 1
-
価格:5,830円(本体5,300円+税)
【1991年09月発売】
- 薬物依存とアディクション精神医学
-
価格:3,960円(本体3,600円+税)
【2012年03月発売】
- ポップスで精神医学
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2015年12月発売】
五〇年間精神医療の現場に立ち続け、ピエール・ジャネの力動精神医学を翻訳紹介してきた著者が、病院での体験を軸に、日本の精神医学のあり方を振り返る。有効な抗精神病薬がなく、隔離中心の時代から、粗悪な医療を行う病院の乱立、精神医療改革運動、DSM‐Vの導入、薬物療法の全盛まで。患者とともに生きた足跡を振り返り、変貌する日本の精神医療を見つめる、このうえなく貴重な証言。