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[BOOKデータベースより]
いま、わたしたちが思い浮かべる「日本文学」「日本文学史」は、歴史上のあり方を、そして、その本質を正しく記述しているのだろうか―「文学」そして「文」という概念を改めて問い直すとき、従来の見方では見落とされてきた広がりと多様性を持った世界が広がってくる。和と漢、そして西洋が複雑に交錯する日本の知と文化の歴史の総体を、人びとの思考や社会形成と常に関わってきた「文」を柱として捉え返し、過去から現在、そして未来への展開を提示する。
「文」の概念を通して日本「文」学史をひらく
[日販商品データベースより]古代中国における「文」の概念の展開
「文」の思想―和文に関する思想の萌芽をめぐって
「文」と非「文」の世界
モノとしての「文」―日本の書物の形態と内容の相関関係について
目録と文庫
「文」とリテラシーの基礎
「文」と社会(社会階層と「文」;女性と「文」)
経国の「文」(文体が担う社会的機能;『典論』「論文」の受容と勅撰集の成立)
文の場―「場」の変化と漢詩文・和歌・「記」
風流の「文」と詩歌
漢と和の「文」1―秀句の方法
漢と和の「文」2―藤原定家に見る縁語的思考
和と漢、そして西洋が複雑に交錯する日本の知と文化の歴史の総体を、「文」を柱として捉え返し、過去から現在、未来への展開を提示する。本書では、西欧からの「文学」概念が導入される以前の日本の「文」に迫る。