[BOOKデータベースより]
米中の攻防、AIIBの登場、ASEAN経済共同体(AEC)の発足で、アジア太平洋地域のパワーバランスは変わろうとしている。可能性と危機が表裏となったこのダイナミックな状況のなかで存在感を増すASEANと、日本はどう付き合うべきか。東南アジア報道のエキスパートが、ASEAN成立以来の歩みをたどり、加盟各国の対中・対米観の深層を探り、大東亜共栄圏の蹉跌を味わった日本がODAを通じて開発の後押しをつづけ、ASEANにとって最も信頼できる国、最重要パートナー国とみなされるに至る歴史を振り返って、現実的かつ最善の関係を説く。茫洋として分かりにくいASEANを知るための必読の書でもある。
1 太平洋のパワー・トランジション、始まる(長くのびる“赤い舌”;オバマ政権、アジア・リバランスの迷走)
2 存在感を示すゆるやかな連合体、ASEAN(東南アジア同士が争わない“仕掛け”)
3 日本は「アジアの盟主」を標榜すべきか(大東亜共栄圏の蹉跌;岸信介のアジア ほか)
4 ASEANはアジア太平洋のセンターになれるか(“寄り合い所帯”からの脱皮;ASEAN共同体の発足)
アジア太平洋地域のパワー・バランスが変わるなか、存在感を増す
ASEAN(東南アジア諸国連合)。その「最重要パートナー」「最も信頼できる国」の第1 位は日本だが(2014 年、世論調査)、各国の対中・対米依存度もまた高い。米中攻防時代にしたたかさを発揮するASEANとどう付き合うか。東南アジアの行動原理を知るジャーナリストが最良のあり方を示した、今まさに読むべき1 冊。
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アジア太平洋地域のパワー・バランスが変わるなか、存在感を増す
ASEAN(東南アジア諸国連合)。その「最重要パートナー」「最も信頼できる国」の第1 位は日本だが(2014 年、世論調査)、各国の対中・対米依存度もまた高い。米中攻防時代にしたたかさを発揮するASEANとどう付き合うか。東南アジアの行動原理を知るジャーナリストが最良のあり方を示した、今まさに読むべき1 冊。