[BOOKデータベースより]
せんそうってべんりだね、ひとをころしてもだれにもしかられない。戦争という“悪”を見つめた谷川俊太郎の静かなメッセージ。ラジカルな文と、ポップな三輪滋の絵が融合したこの本が、今私たちに問いかけるものは?
[日販商品データベースより]せんそうってべんりだね。ひとをころしてもだれにもしかられない…。ラジカルな文と、ポップな三輪滋の絵が融合した本が、今私たちに問いかけるものは。戦争という“悪”を見つめた谷川俊太郎の静かなメッセージ。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- のんびりオウムガイとせっかちアンモナイト
-
価格:1,100円(本体1,000円+税)
【2006年11月発売】
- ぐるぐるうずまき
-
価格:1,100円(本体1,000円+税)
【2008年09月発売】
- 山のもの山のもの
-
価格:1,815円(本体1,650円+税)
【2014年07月発売】
以前に読んだ時には感じなかった怖さが、現実感を持って迫ってきました。
ソ連はもうありません。
米ソ冷静は終結して、緊張関係はなくなったはずでした。
日本人としての戦争体験は、風化してきたように思います。
だから「せんそうごっこ」というシニカルな言葉が許されるのです。
でも、被団協がノーベル平和賞を受賞して、平和への意識が高まったように思える裏側で、世界ではボタンを押せば社会が崩壊されかねない、生々しい「戦争ごっこ」が行われています。
参加者が増え、人々はゲームのコマのように生命を奪われていきます。
街はシミュレーションゲームのように崩壊されていきます。
これらは、ゲームが終了してもリセットボタンはないのです。
「せんそうごっこ」が、身近に及ばないことを祈るばかりです。
この絵本は、あくまで問題意識の掘り起こしでした。
(ヒラP21さん 70代以上・千葉県 )
【情報提供・絵本ナビ】