- ヘッセ 新装版
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- 価格
- 1,100円(本体1,000円+税)
- 発行年月
- 2015年08月
- 判型
- B40
- ISBN
- 9784389420895
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【2009年11月発売】
[BOOKデータベースより]
1 早熟な少年(ヘッセの家系;幼年時代;学校との闘い;混乱と模索)
[日販商品データベースより]2 甘美な青春作家(作家としての出発と成功;幸福な日々;第一次大戦の勃発;新たなる覚醒)
3 西欧の賢者(内面への道;現実と理想の狭間で;第二次大戦と困窮の日々;円熟と晩年)
ヘッセは浪漫的作家として知られるが,第一次世界大戦に際しては,戦争反対の新聞声明を出し,ドイツ国内から売国奴と罵られる。戦争の悲惨と残酷さを身にしみて感じて,深い内省の中で,ヨーロッパ文化の衰退を予感した。その救いを東洋の英知に求め,名作『シッダルタ』を書く一方,第二次世界大戦を予感して『荒野の狼』を書く。晩年の大作『ガラス玉遊戯』は二〇世紀最高の傑作と称えられる。世界の思想的危機の際,人々はいつも「西欧の賢人」ヘッセに立ち返るのである。