- 世渡り万の智慧袋
-
江戸のビジネス書が教える仕事の基本
集英社文庫 た83ー1
- 価格
- 594円(本体540円+税)
- 発行年月
- 2015年08月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784087453515
[BOOKデータベースより]
ビジネスの始まりの時期である江戸時代、人口に対する割合はとても低かったが、商人たちは社会に大きな影響を与え続けた。不正をせず、儲けすぎず、“信用”を得ることに最も重点を置いていた。当時のベストセラー作家・井原西鶴の『世間胸算用』などの元祖ビジネス本から16篇を選りすぐり、今の世にも通ずる“仕事の基本”、ひいては人間としてのまっとうな生き方を伝授する必読の一冊。
第1章 ゼロからはじめる「始末」のビジネス(浪風静かに神通丸『日本永代蔵』巻一―人が捨てるものを大事にするのが基本;煎じやう常とはかはる問薬『日本永代蔵』巻三―金持ちになる処方箋があった! ほか)
第2章 工夫と知恵と才覚を発揮する(昔は掛算今は当座銀『日本永代蔵』巻一―プライドを捨てて現実に直面する;舟人馬方鐙屋の庭『日本永代蔵』巻二―情報獲得には速度が、組織継続には危機感が大切 ほか)
第3章 仕事は手段を選ぶ(茶の十徳も一度に皆『日本永代蔵』巻四―偽装に手を染めた利助の恐ろしい末路;奈良の庭竃『世間胸算用』巻四―蛸売り八助、詐欺商法の結末)
第4章 どん底からの再出発(心を畳込む古筆屏風『日本永代蔵』巻四―あきらめないから発見がある;祈る印の神の折敷『日本永代蔵』巻四―自前で生きて、人を育てる ほか)
江戸時代、知恵と才覚で生き延びた井原西鶴の『世間胸算用』などの作品は、元祖ビジネス書だ。「人間としての生き方を自分で決める」という江戸から現代に続く今も変わらない“仕事の基本”を綴る。
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