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[BOOKデータベースより]
連続や断絶を繰り返しながら紡がれる若きハイデガーのみずみずしい「始まり」の思考は、現代哲学の「始まり」の中で、同時代の思潮と対話を重ねながら、自らの哲学を確立していく。ハイデガーはいかにして『存在と時間』へと至ったのか。初期フライブルク期ハイデガー哲学についての本邦初の画期的論文集。
第1章 ハイデガーとスコラ学―『ドゥンス・スコトゥスの範疇論と意義論』を中心に(全集第一巻『初期論文集』(一九一〇年代))
[日販商品データベースより]第2章 ハイデガーと新カント学派―リッカート、ラスクの思想的モチーフの批判と継承徹底化(全集第五六/五七巻『哲学の使命について』)
第3章 生活世界の発見―初期ハイデガーと現象学(全集五八巻『現象学の根本問題』)
第4章 ハイデガーとヤスパース―『世界観の心理学』の衝撃(全集第九巻所収「ヤスパース論評」)
第5章 現象学的解体―死んだ生から死を生きる生へ(全集第五九巻『直観と表現の現象学』)
第6章 宗教性の所在の変容―宗教現象学から事実性の解釈学へ(全集第六〇巻『宗教的生の現象学』)
第7章 哲学をいかにして始めるか―ハイデガーによるアリストテレスの現象学的解釈のためのプログラム(全集第六一巻『アリストテレスの現象学的解釈/現象学的研究入門』)
第8章 最初で最後の学的哲学者アリストテレス(全集第六二巻『存在論と論理学についてのアリストテレスの精選論文の現象学的解釈』)
第9章 疎外と覚醒―『存在論(事実性の解釈学)』(全集第六三巻『存在論(事実性の解釈学)』)
若きハイデガーの思考は、現代哲学の胎動の中、同時代の思潮と対話を重ねつつ自らの哲学を確立していく。ハイデガーがいかにして『存在と時間』へ至ったかを知るための、初期ハイデガー哲学を論じた本邦初の書。