[BOOKデータベースより]
昭和20年8月6日、12歳の少女・高木敏子は、米軍機の機銃掃射で命を奪われた父の遺体を、ひとり小田原の火葬場で焼いた。―その同じ日、8月6日、北陸の街・富山で二人の少年が、それぞれ母の遺体を、空襲の焼け跡の廃墟に立って焼いていた―『ガラスのうさぎ』によってめぐりあった二人が、むごく悲しいあの日の体験を、長い長い沈黙のあと、いま初めて語る―。
12歳で母を奪われ 奥田史郎(七人きょうだい;東京から来た友達;入試発表の朝;戦争の訓練;ドイツ軍の降伏 ほか)
悲しみを捨てた町 中山伊佐男(深夜の交番;父の死;新しいいのち;勤労動員;東京大空襲 ほか)
もう一つの「ガラスのうさぎ」 高木敏子
昭和20年8月2日未明、米軍機による富山大空襲により、多くの市民が犠牲になった。当時中学生だった著者は、8月6日に焼け跡の廃墟に立って、それぞれの母の遺体を焼いた…。忘れてはならない戦争の記憶を復刊。
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富山大空襲で母親を亡くした二人の中学生は、それぞれの母親の遺体を焼いた。戦後70年、今忘れてはならない戦争の記憶を復刊。