[BOOKデータベースより]
中国の老獪、欧米の野心、国民の熱狂―息づまるドラマを明らかに。最新研究をもとに満州事変への道をとらえ直す。
日露戦争直後の米中との関係と「大衆」の登場
第一次大戦期の日中関係(対華21カ条要求問題)
中国国内政治と日本(陸軍)
日中間の人的交流の拡大
日中間のトラブル=抗議・暴行事件・日貨排斥運動
日露戦争後の日米関係
ワシントン会議(1921〜22)
排日移民法(1924)
国権回収運動(1923年以降)
国共合作、5・30事件(1925)
北伐(1926)、南京事件(1927)
済南事件(1928)
張作霖爆殺事件(1928)
中ソ戦争(1929)
「ワシントン会議の精神」と中国(関税・不平等条約問題)
済南事件解決交渉に見る日中関係調整の困難性
日貨排斥運動の実態
長沙暴動
満州事変直前
結びに
日米戦争=太平洋戦争はかなりの程度、日中戦争に起因し、その日中戦争はかなりの程度、満州事変に起因する。その問題意識を前提に、日露戦争後に始まる複雑な歴史を整理し、両大戦間の日中関係史を再検証する。
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中国の老獪、欧米の野心、日本の熱狂−−息づまる日本史のドラマを明らかに。最新研究をもとに満州事変史をとらえ直した注目作。